2007年12月12日水曜日

四谷編「かむろ」:オフィス街お弁当探訪

   四谷編「かむろ」

四谷編「かむろ」:オフィス街お弁当探訪 築地魚河岸仲卸し直納の立ち食い鮨の店。目利きが選んだ新鮮なネタがリーズナブルに味わえるだけに、オープン半年で多くのファンを獲得。


 40種類ほどのネタが一貫から注文でき、好みに応じてシャリの大きさを変えてもらうことも―。


 お好み詰め合わせ他、握り鮨7貫+鉄火巻き1本入り「かむろセット」(680円、写真)や丼、ちらしもテイクアウト可。


 人気の天然生マグロ中オチの軍艦巻き(200円)も、追加したいところ。


住所 新宿区四谷3-6-15 レジデスト四谷ビル1F
電話 03・5919・0390

時間 11~23(日祝12~21) 無休

2007年12月11日火曜日

池袋編:東京とんかつ・季節料理 わだつみ・うなぎと地酒 まんまる・からあげ 桃ちゃん

東京とんかつ
「東京とんかつ」


早くて安いだけでなく、食材へのこだわりが魅力のとんかつ専門店。適度に脂が乗った柔らかな肉質のメキシコ産PISAポークは、粗引き無添加生パン粉をつけて植物油で揚げることでさくっとジューシーな食感に。

米は、山形県庄内萩野地区の契約農家から仕入れた、減農薬有機栽培のはえぬき。精米後7日以内のものを使用しているという。



 定番人気は「かつ丼弁当」(490円、写真)。

 肉と衣、とろりとした半熟卵が相性抜群。特性ソースに漬け込んだ豚かつをご飯に乗せた「ソースかつ丼弁当」(540円)もクセになる味。

 しじみのみそ汁(100円)を追加すれば疲労回復にも。

住所 豊島区西池袋1-25-2
電話 03・5950・8550

時間 7~25  無休



「季節料理 わだつみ」



 ふぐをはじめ、築地から仕入れる海の幸を使った割烹料理をお手頃価格で味わえる隠れ家。

 1日限定30食の「日替わり弁当」(500円)は、魚・肉・野菜をバランス良く摂れるように考えられた採算度外視のサービス品。魚の煮付けやカニ爪クリームコロッケ、餅入りロールキャベツなど、十余種類が彩り鮮やかに盛り込まれる。



 米は魚沼産コシヒカリをオリジナルブレンドで。ご飯大盛りは無料。梅干しか、ふりかけのトッピングを選べる。13時前に売り切れてしまうことも珍しくないので、事前に電話してから受け取りに来るのがベター。


豊島区池袋2-13-5
電話03・5950・5390、

11・30~13・30、18~23(土は夜のみ)、日祝休



「うなぎと地酒 まんまる」
うなぎと地酒 まんまる


 お手頃価格で、おいしい鰻を堪能したい そんな願いを叶えてくれるのが、創業110年の川魚問屋直営の鰻専門店。使用するのは、鹿児島産を中心とした国産のみ。注文後、備長炭でていねいに焼き上げる鰻は、ふっくら香ばしく口の中でとろける味わい。

 鰻を丸々1匹使った「うなぎ弁当」(写真)も、たったの1000円。その他、「うなぎ肝丼弁当」(1200円)や「うな重弁当」(1500円)など4種類の弁当があり、すべて肝吸と香の物付。肝吸は、1匹分の生の肝と三つ葉、麩、ダシがセットになっていて、お湯を注ぐだけで本格風味に。



豊島区池袋2-13-8 光陽ビル1F、
電話03・3980・5616、11~14・40LO、17~22LO、日祝休





「からあげ 桃ちゃん」からあげ 桃ちゃん

 カラッとジューシーな味わいが人気の鳥のからあげ専門店。あっさりとした“しょう油味”をベースに、大根おろしや黒酢などトッピングも豊富。スパイスの香味が絶妙な“塩味”のファンも多い。



 「鳥から弁当」(420円)や「塩鳥から弁当」(470円)など、弁当はいずれもワンコインで。オススメは、オリジナルのタルタルソースがクセになる「タルマヨ鳥から弁当」(470円、写真)。ご飯の大盛りは+50円、少なめは50円引き。

 からあげ単品も1個60円から購入でき、定番と塩味など違う味をチョイスしてご飯(120円)と組み合わせても。



豊島区西池袋5-1-6 第2矢島ビル1F
電話03・3981・9855、11~23、無休

2007年12月10日月曜日

秋葉原編:アキバ海岸・浜勝・当番家・Burger CafeAsyl・スターケバブ★アキバテラス

秋葉原編:アキバ海岸・浜勝・Burger CafeAsyl・スターケバブ★アキバテラス



「アキバ海岸」

 どこか懐かしくてホッとする、心と体に優しいカレーが味わえる。バリエーションの豊富さも魅力の一つ。具材を決めたら、ルーとご飯をチョイス。ルーは3日間じっくり煮込んだ「ブラウン」、玉ねぎの旨みが際立つピリ辛「イエロー」、ホウレン草入り「グリーン」、ご飯は白米と十穀米がある。



 イチオシは「海岸カツカレー」(780円)。テイクアウトでも三段重ねのランチボックスにご飯、ルー、豚カツを別々に入れてくれるので、カツのサクサク感は健在。「日替わりカレー」(600円)は、意外な組み合わせが楽しめることも。サービスのゆで卵付き。



千代田区外神田4ノ14ノ1 秋葉原UDX AKIBA―ICHI2F

電話03・3526・4991

11~23  無休



「浜勝」



食材選びから調理法、食べ方…、随所にこだわりが光るとんかつ専門店。お弁当も、リーズナブルに満足感が味わえるものから、純植物性飼料だけで育てた店イチオシ・青森県ミサワ農場のやまざきポークが堪能できるものまでラインアップ豊富。


 平日11~15時限定の「日替わり弁当」(714円、写真)は、やまざきポークのミンチカツやエビフライなど日替わり&季節の野菜の揚げ物に、キャベツ、漬物、ご飯。その他、薩摩悠然ハーブ鶏を使った「ハーブチキンかつ弁当」や、やまざきポークの「ロースかつ弁当」「ヒレかつ弁当」など10余種類は終日購入できる


 

千代田区神田花岡町1ノ1ヨドバシAKIBA8F、電話03・5207・5811、11~23、無休




「Burger CafeAsyl」


肉汁たっぷりのジューシーなパテ、甘さを抑えたもっちりとしたバンズ…、口の中でそれぞれがおいしさを引き立て合うグルメバーガーの店。


 定番「シアトルバーガー」(900円)は、パテが黒毛和牛と厳選された豪州100%、バンズは有機栽培の小麦粉と酒種の天然酵母を使い、注文を受けてから焼き上げる。11~15時まではランチメニューがお得。「ハンバーガーセット」(写真)は、ポテトorサラダ、ドリンク付き。パテのサイズが選べ、100グラム=850円、150グラム=950円。パスタやサンドのセットもある。


 千代田区外神田4ノ14ノ1 秋葉原UDX AKIBA_ICHI2F、電話03・3526・3290、11~23(日祝は22まで)、無休




「スターケバブ★アキバテラス」


 トルコ生まれのファストフード・ドネルケバブサンドの人気店。2号店のこちらでは、定食や弁当などメニューも豊富。



 特製調味料に漬け込んだ牛もも肉の薄切りを幾重にも串に刺して成形し、ブロックごと回転させながら焼いていくドネルケバブ。スライスをひよこ豆のピラフの上にたっぷりのせた「ドネルケバブ丼」(500円~、写真)は、シンプルながら肉の旨みがストレートに味わえる一品。



 そのまま食べてもよし、オリジナルソースをかけてもよし。サラダがついた「ビーフケバブ弁当」(600円~)もオススメ。ピラフの大盛りは+100円。


 千代田区外神田3ノ10ノ7、電話03・3255・0004、11~21・30、無休

2007年12月9日日曜日

麹町編:AJANTA・おむす人・・・

麹町編:AJANTA・おむす人・なちゅらる・あーと・LATAVERNA・お米のこばやし


「AJANTA」


創業50年。インド料理の草分け的なこの店の看板メニューは、創業者・ムールティー家のレシピを忠実に再現した「マトン」「チキン」「キーマ」のカレー。その味がテイクアウトならとってもリーズナブル!

 一番人気は、鶏ひき肉を使った日本初のキーマカレーに肉団子入りコフタカレー、サフランライス、スパイシーなインド版漬物・アチャールが付いた「麹町駅弁」(650円、写真)。チキンやマトン、シーフードなどのカレー弁当(各650円)に、+100円でキーマ追加もできる。



 通常のカレー専門店では3種類ほどベースのルーを作り、具材でバリエーションを増やすが、ここは20―30種類すべて別々に仕込む。食べ比べれば奥深さがわかるかも。



 千代田区二番町3ノ11、電話03・3264・6955、10―翌4LO、無休





「おむす人」



 注文を受けてから目の前でひとつひとつむすんでくれるおむすび専門店だから、塩加減、むすび加減もリクエスト可能だ。茨城産こしひかり、瀬戸内海の海苔、天然天日塩…と、素材にこだわり、通常の1・5倍サイズで具もたっぷり。



 「鮭」や「焼きたらこ」など定番の他、「鮭とイクラ親子」や「明太子とオクラ」など2種類の具が入った“縁むすび”シリーズも人気。小ぶりのおむすび2個と唐揚げ、卵焼き、たくあん付きの「レディースパック」(280円、写真)のような、お弁当パックも。紀州南高梅を使ったイチオシの「紀州梅」(220円)を追加しても、ワンコインだ。

 千代田区麹町6ノ6 麹町東急ビルディング1F、電話03・3556・6171、8~21(土は9~15)、日祝休




「なちゅらる・あーと」

産地直送の有機栽培や減農薬野菜など、生産者の顔が見える安心・安全な食材をそろえるマーケットでは、イートインの他、2―3種類の日替わり弁当が800~900円でテイクアウトOK。



 ベースは、メーン+総菜+サラダ+漬物+五穀米に黒米やもち米をブレンドしたご飯。「ビーフハンバーグ和風オニオンソース」(800円)は、国産牛を使った手作りハンバーグに淡路島産完熟玉ねぎのソースが美味。天然塩と紫蘇だけで漬けた紀州南高梅もはしが進む。その他、メーンは銀ダラや金目鯛の西京焼き、サバ味噌煮などバラエティーに富み、毎日食べても飽きない。



 弁当は平日のみ11時頃から売り切れ次第終了。

 千代田区一番町10ノ7 ワールドタイムズビル1F、電話03・5215・1188、10~20、日休




「LATAVERNA」

LATAVERNAメニューのほとんどがテイクアウトできるイタリアンレストラン。そして、この店を語る上でのキーワードが、ボリューム感。



 イチオシ「牛肉の薄切りステーキ」(写真)を見て納得。丼に、それぞれ通常の1人前はありそうなバターライスとバジルスパゲティ、ステーキが2枚。手にすると、ずっしりとした重みが伝わってくる。



 しかも、しょう油ベースソースのステーキはジューシーで、ライスとパスタも途中で止まらないほど美味。豆板醤とオイスターソースの中華風ピラフにオムライスを乗せた「タベルナ風オムライス」も人気。各1000円(17時以降1050円)。



 千代田区六番町1ノ1 恩田ビル2F、電話03・3262・8946、11~22・30LO(日祝は22LO)、無休




「お米のこばやし」

お米のこばやし
月―金曜に販売される十数種類の弁当は、全品500円。11時半頃店頭に並べる180食が、12時過ぎに売り切れることも。使用する米はすべて、店で取り扱っている福島産のこしひかり。つややかでもっちりとした粘りがあり、「冷めてもおいしい」と評判だ。



 2段重ねの「生姜焼き弁当」=写真=は、上に豚の生姜焼きとキャベツ、ひじきの煮物、漬物、下のご飯は茶碗に軽く2杯分はありそう。麻婆豆腐や海老チリ、ホイコーローなどをメーンにした「日替わり中華弁当」や「鶏ネギ塩ソース弁当」もファンが多い。むつの味噌漬けや赤魚の粕漬け…、魚を使った弁当は女性や中高年の男性に人気。



 千代田区麹町4ノ1、電話03・3261・2246、8・30~18、日祝・第2土曜休



2007年12月8日土曜日

銀座編:とんき・銀座十石・数寄屋バーグ・・・

銀座編:とんき・銀座十石・数寄屋バーグ・じゃぱんらんち・Compho



「とんき」

とんき
1977創業。弁当は10年ほど前に始め、当時からお値段据え置きで、11種類が570円~770円。メニューに記載はないが、豚肉はすべてブランドポークとして人気の山形県・平田牧場の三元豚。ブーム以前から使い続けているという。



 一番人気は「かつ丼弁当」(620円、写真)。ラード100%でからりと揚げたヒレかつのサクサクした食感と、とろけるような半熟卵が絶妙。きめ細かくジューシーな肉が優しい味わいのダシと相まって、上品で後味も軽やか。



 ポテトサラダとキャベツ、漬物つきの「ヒレかつ弁当」「ロースかつ弁当」各670円もお勧め。予約は午前10時から。

 中央区銀座6ノ5ノ15 銀座能楽堂飯島ビルB1、電話03・3572・0702、11・30~15、17~22(土日祝はランチのみ)、無休



「銀座十石」

銀座十石
選び抜いた新潟産コシヒカリ、米の甘味を引き立てる長崎の平釜海水塩、黒々として味のある瀬戸内海の海苔…、こだわり素材が見事にコラボレートしたおむすびは、「冷めてもおいしい」と評判。



 小ぶりに結んだおむすびがラッピング、ショーケースに並べられた様は上品な和菓子のよう。海苔を巻いたものと、ゴマ入りの混ぜご飯を使った海苔なしタイプがある。

 人気の「紀州梅」(210円)は、はちみつ漬の紀州梅とふんわりもちもちのご飯が相性抜群。日替わりおむすび2個にカニクリームコロッケなどの総菜がついた1日10食限定の「マロニエ」(525円、写真)はランチにピッタリ。差し入れにしても喜ばれるはず。



 中央区銀座3ノ9ノ2(WINS銀座そば)、電話03・5565・6844、8~16、土日祝休


「数寄屋バーグ」

数寄屋バーグ
 注文を受けてからひとつひとつ手ごねで焼き上げるハンバーグ専門店。行列覚悟の人気店だが、客の声に応えてテイクアウトもできるように―。



 まずはサイズ。150グラム(1000円)から300グラム(1300円)まで4種類。続いて、目玉焼きやとろけるチーズ、フレッシュトマトなどのトッピング(100円~)と、ソースを5種類からチョイスする。



 国産肉をはじめ、産地直送の玉ねぎや卵など選び抜いた新鮮な食材を、ベストなバランスで合わせていく。肉は粗めに挽くことで、本来のおいしさがストレートに伝わってくる。噛むたびに肉汁の旨味が広がる一品だ。事前に電話注文しておくのがオススメ。

 中央区銀座4ノ2ノ12 銀座クリスタルビル1F(数寄屋橋交差点角)、電話03・3561・0688、11~23、無休



「じゃぱんらんち」
じゃぱんらんち


30―40種類のお弁当が、500円前後で購入できる。店内には所狭しとサンプルが並べられ、行くたびにどれにしようか迷ってしまう。



 「豚みそ焼弁当」(写真)は、ナスとピーマンの炒め物やマカロニサラダ、キャベツ、お新香付きで、ご飯も食べごたえ十分。春巻きや肉団子、春雨サラダなどがセットになった「チャーハン弁当」も人気。各500円。11時半までの電話注文なら、待ち時間レスで受け取れる。



 毎週木曜は、「日替わり幕の内弁当」(通常500円)が400円に、ハンバーグか豚のしょうが焼きをチョイスできる「セレクトランチ」(通常600円)が450円になるので要チェック!!

 中央区銀座7ノ4ノ15 秀和ビル1F(外堀通り沿い、電通銀座ビル隣)、電話03・3575・0266、7~21(土は19、日祝16まで)、無休



「Compho」


 ベトナムの国民食・フォー専門店。米から作る平打ち麺は、ツルッとした喉ごしともちもちの食感がクセになる。



 伸びづらいので、テイクアウトにもピッタリ。定番「鶏のフォー」(730円、写真)は、上品なコクがある鶏がらスープが美味。別盛のサニーレタスやニラ、ネギ、冬菜などたっぷりの野菜をのせて。ミネストローネ風にアレンジした銀座店オリジナルの「トマトのフォー」(780円)は、カリカリベーコンが食欲をそそる一品。



 食べやすくマイルドな味がベースなので、ナンプラーやパクチー、もやし、シュリンプトーストでアクセントも。温泉卵や激辛ハーブペースト(各100円)などトッピングも楽しめる

 中央区銀座3ノ2ノ1プランタン銀座B2、電話03・3563・0564、11~20・30(日月は19・30まで)、無休

2007年12月6日木曜日

虎ノ門編:四季酒肴縁・福盧寿司・新橋亭

虎ノ門編:四季酒肴縁・福盧寿司・新橋亭



「四季酒肴縁」

四季酒肴縁
築地魚河岸仲卸し直納の立ち食い鮨の店。目利きが選んだ新鮮なネタがリーズナブルに味わえるだけに、オープン半年で多くのファンを獲得。



 40種類ほどのネタが一貫から注文でき、好みに応じてシャリの大きさを変えてもらうことも―。



 お好み詰め合わせ他、握り鮨7貫+鉄火巻き1本入り「かむろセット」(680円、写真)や丼、ちらしもテイクアウト可。



 人気の天然生マグロ中オチの軍艦巻き(200円)も、追加したいところ。



住所 新宿区四谷3-6-15 レジデスト四谷ビル1F

電話 03・5919・0390

時間 11~23(日祝12~21)  無休




「福盧寿司」

福盧寿司
毎日、築地から直送される新鮮なネタと職人の技に定評がある江戸前寿司の店。ランチのテイクアウトなら、味・値段・ボリュームと三拍子揃ったボックス丼がオススメだ



 温かい寿司飯に、鮪のづけ、海老、イクラ、穴子、錦糸玉子、しいたけの甘煮など色鮮やかな8種類の具をのせたばらちらし「福づくし」(写真)と、イクラと鮭の「鮭いくら丼」、しめ鯖と焼鯖の「鯖ずし」が、いずれも700円。作り置きでなく、オーダーが入ってから目の前で詰めてくれるのもうれしい。



 他に、「にぎり」(2100円~)やおこげになるまで焼いた寿司飯で煮穴子をサンドしたオリジナル「穴子おこげずし」(1890円)も。

港区虎ノ門1ノ8ノ11 5825第一ビルB1

 電話03・3509・6917、11・30~14、17~22・30、土日祝休



「新橋亭」

新橋亭
行列のできる人気中華も、テイクアウト弁当なら待ち時間レスで味わえる。牛肉のオイスターソース炒めやエビのあんかけ、鶏と銀杏の炒めなど日替わり総菜約10種類がすべて100円とリーズナブル。



 総菜をご飯に乗せた「日替わり丼ぶり」(400円)は、日に100食は出る人気の一品。好みの総菜2品+日替わり1品にもやしの和え物が付く「お好きなお総菜のチョイス弁当」(600円、写真)は、白飯か炒飯を選べる。ご飯の大盛りも無料サービス。



 ツウになると、総菜数品+ご飯(100円)を電話でとりおき予約するケースも多いとか。ほかにミニ焼きそばやミニ丼(各200円)なども。弁当販売は、平日11時から売り切れ次第終了。



 港区虎ノ門2ノ9ノ16 日本消防会館B1、電話03・3595・2360、11~21LO、日祝休

2007年12月5日水曜日

西新宿編:とんかつ にいむら・やきにく亭 六歌仙・箱寿司

西新宿編:PIZZA SALVATORE CUOMO&BAR・とんかつ にいむら・やきにく亭 六歌仙・箱寿司



「PIZZA SALVATORE CUOMO&BAR」

PIZZA SALVATORE CUOMO&BAR ナポリピッツァを日本に広めた、サルヴァトーレ・クオモプロデュースの店。イタリアの窯職人が作った薪窯の中、400度の高温で一気に焼き上げるピッツァはもちもちとした食感と、薪の香りが楽しめる。



 ブッフェスタイルのランチでは、安心・安全な野菜をふんだんに使った前菜、熱々のピッツァやパスタ、デザートなど20種類を超える料理が並ぶ。



 持ち帰りの「テイクアウトブッフェ」は、専用容器に好きな料理をチョイスしてドリンク付き1000円。可能な限り料理のリクエストにも応えてくれる。他に、「シェフおまかせ!ランチボックス」(予約制、1000円)も。



 新宿区西新宿1ノ26ノ2 新宿野村ビルB1

電話03・3343・0065

11・30~14・30L.O、17・30~22・30L・O、無休



「とんかつ にいむら」



 昭和36年創業の歌舞伎町の本店同様、サクサクとした衣とやわらかくジューシーな肉質に定評があるとんかつ店。



 おいしさの秘密は、ラードとサラダ油を1:1の割合でブレンドし、高温でサッと揚げてからオーブンで焼きあげていること。余分な油だけを落とし、肉汁の旨味を衣に閉じ込めているのだ。



 弁当のオススメは、厳選国産豚のひれ肉を使った「ひれかつ弁当」(650円)。付け合わせは、ポテトサラダと漬物、山盛りキャベツ。きつね色の衣は香ばしく、評判どおりの食感と上品な甘みがクセに。「ロースかつ弁当」や「メンチかつ弁当」も人気。テイクアウトは11時から13時まで。



 新宿区西新宿7-5-6(小滝橋通り沿い・新宿都税事務所隣)

電話03・3361・9315、11~22(土日祝~21)、無休



「やきにく亭 六歌仙」
やきにく亭 六歌仙




たかが弁当と侮るなかれ。まず縦横30センチはありそうな大きな器に驚き、フタを開ければ充実した中身に感嘆し、口に入れればその味に笑顔になること請け合いの一品だ。



 定番「焼肉弁当」(940円、写真)は、国産黒毛和牛の焼き肉にナムル、キムチ、サラダ、蒸し鶏、韓国海苔、フルーツ…と食べごたえ十分で、ご飯の大盛、特盛も無料。2人でシェアする女性客がいるのも納得。



 噛むほどに旨味があふれ出す肉はそのままでもおいしいが、特製のタレをかければさらに美味。その他、「ハラミ弁当」(1150円)や「豚トロ弁当」(940円)など全8種。11時から翌朝3時50分までオーダーでき、残業時の夜食にも。



 新宿区西新宿1ノ3ノ1 サンフラワービル6F(西口大ガード前)

電話03・3348・8676、11―翌5、無休(


「箱寿司」

箱寿司
創業40年余。新宿西口の地下街・小田急エース開業時から出店している大阪寿司の店。米は宮城のササニシキ、ネタは天然モノを使用。鯖や穴子をはじめ、旬の魚を使った押し寿司がズラリ。ハーフやのり巻き一巻など、細かな注文にも応じてくれるのがうれしい。



 ランチは、穴子、鮭、海老、鯖の押し寿司が2巻ずつ入った「いろどり」(850円)などのセットを頼めば、いろいろな味が楽しめる。ネタを替えることもできると聞き、えびを季節限定の秋刀魚にチェンジ(写真、765円)。酢飯を柔らかく詰めているため、ふんわりほどける優しい味わい。焼穴子、きゅうり、かんぴょう、しいたけを三角に巻いたオリジナルの「三角巻」も人気。

 新宿区西新宿1ノ1(新宿西口小田急エース南館)、電話03・3343・3801、8~22、無休